秋の足音♪リコーダーミュージアム

実家から新米がとどきました。
つやつやの新米は、シンプルに炊き立てを塩おむすびにするのが、プレーリーは一番好きです。


うかれていたら、いつの間にかたくさん作っていました。



夜になれば、外では鈴虫の声も聞こえはじめ、すっかり
この季節になると、自然の音が恋しく感じます。



さてさて、先週末の9月29日(日)に、プレーリーは杉田劇場杉劇リコーダーミュージアムを聴きに行ってまいりました。



リコーダーというと、日本では小学校でお馴染みの教育楽器。
バロック時代に盛んに使われていたリコーダーは、今よりずっと難しく、小鳥の声を模して演奏する習慣もあったそうですが、ドイツの楽器職人でもある一人の音楽家によって、指使いが短調なジャーマン式リコーダーが作られました。私たちが馴染み深いのは、このジャーマン式リコーダーです。日本では昭和22年、器楽教育が学習指導要領に記載され、正規に教育楽器として使われはじめました。


みなさんよくご存じのリコーダーはソプラノリコーダーですが(プレーリーは中学でアルトリコーダーを触った記憶があります)、実にさまざまなリコーダーがあります。


今回は日本のリコーダー界の巨匠 吉澤実先生と、栗コーダーカルテットのみなさんをお招きしての、リコーダー大博覧会


ソプラノ・アルト・テノール・バスはもちろん、*1バードフラジオレットも登場し、リコーダー名手の方々が、わたしたちを大自然の中へと連れていってくださいました。バードフラジオレットが入っての民謡「富士山」はなんとも風情溢れるもの!
他にも、映画「ジョーズ」やスターウォーズ“帝国のテーマ”といった、普段は迫力と緊張感の溢れる曲として耳にしているものが、栗コーダーカルテットのアレンジにより、リコーダーの力でなんとも言えない可愛い曲に!
あまりの気の抜けように、会場では思わず笑いを堪えきれなかった人たちも…(笑)


そして最後は、杉田劇場発信のリコーダーアンサンブル杉劇リコーダーずも登場し、吉澤実先生の指揮のもと、栗コーダーカルテットのみなさんと共演しての、豪華な演奏会になりました。

朗読に合わせてのリコーダー演奏は、とても感慨深くて、秋にはもってこいの素晴らしいものでした。




杉劇リコーダーずは、ワークショップから誕生した、子どもからゴールデンエイジ(団塊世代以上)の組み合わせの異世代リコーダーアンサンブルです。磯子区だけではなく、新潟県魚沼市静岡県清水市などにも出前演奏に飛び、今や磯子区親善大使としても大活躍中です。楽譜や指使いがわからない方でも大丈夫ですので、ご興味を持たれた方は、まずはこちらにご連絡ください。↓

杉田劇場
TEL:045-771-1212(開館時間 9時〜22時)
FAX:045-770-5656
E-Mail:sugigeki@yaf.or.jp
ホームページはこちら



◆杉劇リコーダーずの次回演奏予定◆
ホッチポッチミュージックフェスティバル 世界ごちゃまぜ音楽祭
【日 時】10月20日(日)開演は各会場による
※杉劇リコーダーずは12時40分〜
【会 場】関内駅南口(市役所前)、神奈川県庁前、横浜市庁舎1F、横浜地方裁判所前、他
※杉劇リコーダーずは神奈川県庁前会場
【料 金】観覧無料
【公式サイト】http://www.arcship.jp/nihon-street/

*1:[バードフラジオレット]鳥に歌を教えるために考案された小型の縦笛楽器