春一番、狂言で笑ってこの世のハル

事務局の近くでの息吹をみつけました。

この前はメジロがとまっているところも目撃でき、ウキウキしています♪
実はヨコハマ・アートナビ編集部員の中に、生粋の鳥愛護者がおり、
鳥語も話せるとかなんとか…。(羨ましい)

そんな春の訪れを感じつつ、3月11日(土)に久良岐能舞台へ行ってきました。

四季折々に彩りを変える日本庭園に包まれた久良岐能舞台
少し前は雪化粧だったようですが、これからまた見頃の時期を迎えます。

この日は久良岐狂言会がありました。
また東日本大震災からちょうど一年にあたる日でもあり、
公演前には黙祷を捧げ、一日も早い被災地の復興を祈りました。
被災された方々に、心より哀悼の意を表します。


さて、狂言について少し解説。
狂言とは室町時代に生まれた日本最初の庶民向け喜劇です。
能が古典的題材(貴族社会)を取り上げ幽玄美の歌舞・悲劇であるのに対し、
狂言は庶民の日常的な出来事、人間の愚かしさを題材にしています。

この日の演目は「末広」「惣八」「蝸牛」
会場は早くから満席で、大勢の方の笑いにあふれていました。
わかりやすい解説もあり、初めての方でも大笑い

いつの時代も心のリフレッシュに笑いは欠かせないと、しみじみ感じるプレーリーなのでした。


▼久良岐能舞台 次回公演のお知らせ


●開館25周年記念日本舞踊公演「吉野山


■日時 2012/4/15(日) 14時〜
■会場 久良岐能舞台
■出演 おどりの空間(主宰:村尚也)
■演目 「三番叟」「鷺娘」「八千代獅子」「吉野山
■料金 4,000、中学生以下2,000
■ホームページ http://www.kuraki-noh.jp/
■ヨコハマ・アートナビ検索ID:19402