横浜の舞台芸術をふりかえる

まいど!プレーリー@編集部です。
昨年の夏は横浜市内をダンスに染めた祭典「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2012」が開催され、編集部ブログでもたびたびご紹介してまいりました。


そして!!


今年もはじまっております。横浜ダンスコレクションEX2013
横浜ダンスコレクションEX2013公式サイト
先日プレーリーもお手伝いにいってきました。

日本のコンテンポラリーダンス史において、横浜は重要な役割を担っており、世界的に活躍するダンサーを海外から招き、またアジアのダンサーたちを世界へと発信してきました。その重要なプラットフォームのひとつが横浜ダンスコレクションなのです。
横浜のコンテンポラリー・ダンス史については、過去にアートWEBマガジン「ヨコハマ創造界隈」の方でも紹介されていましたので、まだご覧になられてない方はこちらをクリック→[前編] [後編]



とはいっても……

「おいおい、ちょっと待って


コンテンポラリーダンスって


なに??


から、はじまるあなた。
まずは、こちら↓↓↓をご覧あれ。

横浜ダンスコレクションEX2012
2011年CompetitionII最優秀新人賞受賞 川村美紀子「へびの心臓」
横浜ダンスコレクションEX公式チャンネル→こちら

「なんだか不思議な世界」


「左のちいさいパートナー、全然うごかなくて楽そうだ」


などなど、きっと感想はさまざまのはず。


コンテンポラリー・ダンスは、バレエなどのクラシックな伝統を解体し、肉体の動きの追求からより新しい表現方法の追求へと形を変えていった、時代の先端を体現している定義付けされない実験的パフォーマンス』
……とのことですが、なんともむずかしいお話なので、まずは入口に入ってみたい。
空間をまるごと鑑賞してストーリーがあり、ささるものがある。そんな感じたままに独自で受け入れていくことがスタートなのかなと思う今日この頃です。


さて、横浜の舞台芸術をささえるプロフェッショナルのためのプログラムとして、もうひとつ重要なプラットフォームをご紹介します。
TPAM in Yokohama 2013(国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2013)
TPAM公式サイト


象の鼻テラスでは来る2/15(金)・16(土)にTPAMプログラムのひとつである日韓交流ダンスプロジェクトが開催されます。

世界にはばたくため共に歩んできたアジアのつながり。こちらは、ソウルダンスコレクション、横浜ダンスコレクションによって選ばれた日韓の新進振付家が、初対面してソウル・横浜にて約2ヶ月に及ぶレジデンスで共同制作に取り組みます。そうして完成した作品をこの日発表するという、まさに両都市が目的を同じくした国際交流プロジェクトなのです。


日本―韓国ダンス交流プロジェクト 横浜ダンスコレクション × ソウルダンスコレクション
【日時】2/15(金)19時、16(土)19時
【会場】象の鼻テラス
【出演】鈴木優理子(横浜ダンスコレクションEX受賞振付家)、ファン・スヒョン(ソウルダンスコレクション選定振付家
 ※15日(金)終演後にアフタートークもあります。 
【ゲスト】乗越たかお氏(作家・ヤサぐれ舞踊評論家)
【料金】前売2,000円(当日2,500)、学生前売1,500円(当日2,000)、TPAMパス特典→1,500円


参考に、出演者である鈴木優理子さんの作品をご紹介↓↓↓

横浜ダンスコレクションEX 2012
審査員賞 Jury Prize 鈴木優理子 「BORN/2012」



プロ向けのプログラムといえど、ビギナーの方だってもちろん大歓迎!進化をつづける横浜の舞台芸術を、歴史的な観点からみていくのも楽しみ方のひとつです。
横浜市民のみなさん!これからも横浜の舞台芸術の応援をよろしくお願いします!

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