プーシキン美術館展の魅力♪ byJK★
今年も二人の高校生が、職業体験に来てくれました。今回は、現在横浜美術館にて開催中の「プーシキン美術館展」を紹介していただきます!
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高校生って本当に忙しい…。
だからめったに美術館には行けないけれども……
今回は職場体験の一環として
横浜美術館のプーシキン美術館展に行かせていただきました☆
ブログを書くのは初めてなので、何分慣れない点もございますが、
プーシキン美術館展の魅力について精一杯アピールするので
楽しんでいただけたら嬉しいです☆
今回私たちが行かせていただいたプーシキン美術館展は、
モスクワの国立プーシキン美術館から来日した作品が展示されています。
17世紀の古典主義の巨匠プッサンからモネ、セザンヌ、ゴッホ、
更に20世紀のピカソやマティスといった超有名画家の
選りすぐりの“フランス名画”が飾られています♪
その数は………なんと66点!!!
しかもロシアの美術館がこれだけのフランス絵画のコレクションをしているのです(驚)
これって凄くないですか?(真顔)
でもなぜなんでしょう?(真顔)
17世紀フランスでは太陽王ルイ14世が「オレ様絶対政治」を確立させました。
勢いにのったフランス。その文化ははるか東方のロシアまで広がりました。
18世紀ロシアの女帝エカテリーナ2世は
「フランス文化すごいなぁ……
って感心している場合じゃない!!
これじゃロシアがなめられちゃう!!!」
と考え、
「ロシアも負けてないよー」
とアピールするために、莫大な資金を投じて絵画収集にとりかかります★
また19世紀後半になると、フランス絵画の収集は貴族から富豪の商人たちが
中心となって行うようになります。
産業革命によって成功した彼らは
「オレは西欧文化のこんなすごい名画持ってんだぞー」
という思いもあってか、絵画の収集に私財と情熱を注ぎこんだそうです(笑)
さて、そんな名画が居並ぶ画廊の中で
ひと際目を引かれたのがやっぱりコレ☆↓↓
ピエール=オーギュスト・ルノワール≪ジャンヌ・サマリーの肖像≫1877年
(c) The State Pushkin Museum of Fine Arts, Moscow
あのピエール=オーギュスト・ルノワールの、
印象派時代最高の肖像画として名高い
≪ジャンヌ・サマリーの肖像≫!!!!!
パンフレットやチケットにも載っていて、
この美術館展最大の見どころの絵の一つです☆
いや〜本当にかわいかったなぁ♪
まず惹きつけられたのは、
絵の中の女の子の、今にも微笑みだしそうな生き生きとした表情!
そして当時の絵画としては珍しい、
ピンクを背景とした鮮やかな彩色!!!
毎日が忙しい高校生としては本当に心が洗われます(^o^)
フランスに憧れたロシア人の情熱が深く感じられる一点です☆
みなさんもぜひ見てみてください♪
また、この美術館で働く学芸員の方のお話を伺う機会があり
そこでプーシキン展が開かれるまでの過程について聞くことができました★
その中で私たちが「へぇ〜」と思った
豆知識をご紹介しちゃいます♪
みなさんは、美術作品にあたる照明について気づいたことはありますか??
普通は、美術作品が美しく見えるように照明が当たっていますが
実は照明の明るさは全部が同じではないんです!!!!!
絵画、特紙に描かれた水彩やパステルなどは
強い光にあたるとすぐに劣化してしまいます←
そのためそういった作品はほかの作品よりも
当たっている光が弱いんです!!!!!
みなさんも、美術館にくる機会があれば
絵にあたる照明を気を付けて見てみてください☆
気をつけすぎて絵をじっくり見れなかったら本末転倒ですが(笑)
この美術展は9月16日まで開催されています♪
みなさんもぜひぜひぜひ行ってみてください☆