夏休みの宿題は横浜美術館で!

ブログ初参加、ブラパ@編集部です。

8月21日(土)晴れ、横浜美術館に行ってきました。

「ポーラ美術館コレクション展 印象派とエコール・ド・パリ」は箱根仙石原のポーラ美術館からきた名品74点からなる展覧会です。「ホンモノでつづられた教科書」のような展覧会。子どもの宿題にも役立ちそうです。

モネやルノワール、そしてセザンヌ。会場をゆっくりと進むお客様の列。開館十時を三十分すぎてましたが、モネ《睡蓮の池》の前はすでに人だかりができてます。ちょっと後ろから拝見すると、どこかの庭園にいて人のすきまから揺れている水面をのぞいているようでした。

クイズシートもサイトに用意されており、鉛筆を持った子どもたちが絵をじっと見つめていました。中には下を向いて感想を書き続けている子もいます。企画展出口の特設ショップでは一仕事終えた子どもたちで一杯でした。

さて、企画展チケットで入れるコレクション展会場では、夏休み子どもフェスタ2010が賑わっていました。このイベントは用意されたシートでいくつかのシーンを作品からさがします。

私のお気に入りはサルバドール・ダリ。《幻想的風景 暁、英雄的正午、夕べ》の大きな画面の中に鳥の群れが顔だったり、雲が人だったり、いくつものイメージが重なって描かれています。これは「ダブル・イメージ」というそうです。もうひとつは、両端の門につるされたタマゴ。同じフロア内の作品にもあると指導員の方から教えてもらいました。ヒントは「ダリの作品は絵画だけではありません」。捜してみてください。

図工カフェは、サンプルから好きな木工を選んで材料を購入。道具は全て用意されていました。1時間くらいで出来るのばかり。大きな作業台で飲むマンゴージュースはおいしいですよ。きれいなモールや貝がらも用意されているのでステキなオンリーワンが出来そうです。

残念ながら、上記の夏休み子どもフェスタ2010と図工カフェは最終日。「ポーラ美術館コレクション展 印象派とエコール・ド・パリ」は9月4日(土)まで。

そして、もっと印象派のことが知りたい!ってなったら、美術情報センター(図書・映像・情報)へ。チケットがあれば展示室から直接行き来ができます。美術情報センターのみの使用はもちろん無料です。

実は、企画展からコレクション展とまわった後、図工カフェで一休みして、どうしても「ダリ」のことが気になって、美術情報センターへ行きました。「ダリ」のビデオを25分鑑賞してから、ダリ画集、シュルレアリスム関連の本を捜しました。学校からの「好きな作家調べ」の宿題もすんで、そろそろご飯でもたべようって思ったら、え?もう3時!!!

ほぼ横浜美術館ですごした充実の一日でした。