モントリオール大聖堂のオルガン

Bonjour! アートナビ編集部のコウモリです。
横浜の夏は暑いので、8月半ばにカナダへちょっとひとッ飛び。

8月8日(日)に、モントリオールノートルダム教会でオルガンコンサートを聴きました。
1829 年に建てられたゴシック風の教会で、1891年製のオルガンが設置されています。パイプの数は約7,000本。ドームに響く音はとてもソフトで天空から降ってくるようです。
演奏は、1973年からこの教会のオルガニストを務めるピエール・グランメゾンさん。
チケットも入場料もなく、お布施をということでした。さすが教会。


首からIDカードをぶら下げている来場者が多いなと思ったら、7月4日から8月22日までノートルダム教会で開かれている国際オルガンフェスティバルの一環であるとともに、American Institute of Organ Builders とInternational Society of Organ Builders の会議プログラムでもありました。
横浜みなとみらいホールのオルガンを製作した C.B.フィスク社のスティーブン・ディーク社長と通路を挟んでばったり。世間は狭い!悪いことはできません・・・出口でスタッフが持っていた箱に、みなとみらいホールの1ドルコンサートの入場料よりちょっと多めの寄附をしました。



翌日、モントリオール現代美術館へ行ってみました。
水曜日は21時まで開館していて、17時以降は大人10カナダドルの入場料が無料。ケベック州やカナダを中心とした現代のアーティストの作品が紹介されており、小さい子供連れの親子や若いカップルで賑わっていました。
モントリオールは、フランスの伝統を大事にしながら、現代アートにも親しむ文化の街でした。それにしても涼しくてよかった!