生らくがん

こんにちは。

たまには食べ物のお話。ちょっとナイスなお菓子を紹介します。これです↓

ジャジャーン!美しいぃいい



こんなふうに、ひとつひとつ包まれています。



二つに割ると中はこんな感じ。さっぱりとした餡が入っています。

実はこれ、横浜能楽堂オリジナル銘菓「鏡板」(生らくがん)なんです。
お抹茶と一緒にいただくのがベストかと思うのですが、濃いめの煎茶でもOK!

パッケージはこんな感じ。


包装紙はこれ。


食べ物の美味しさを表現するのは難しいのですが、ひとことで言うならば…

『食べると素敵な人になれそうな和菓子』です。

上品でほのかな甘み、らくがんはちょっと…という方もこれはオススメです。


これは、金沢にある「落雁・諸江屋」という創業嘉永二年の和菓子屋さんで作られているもの。加賀落雁後小松天皇(在位382-1412)の時代からの名産で、江戸時代には加賀藩主・前田家によって禁裏公家諸大名への贈答品として使われたのだとか。

ん、まとめていうと「えらい人が好きだったお菓子」ってことですかね。


7月に横浜能楽堂狂言を見に行ったときに、お目にかかったこの「生らくがん」。実は、一緒に行った友人が、気を利かせて開演前に買ってきてくれたんです。友人によると、大人気ですぐに売り切れてしまうそうなので、買うタイミングは開演前がベストとか。
横浜能楽堂売店で販売中!8個入り:840円 4個入り:480円


ちなみに、この日に私が見た狂言「横浜能楽堂普及公演−横浜狂言堂−」という催し。解説つきで初心者でも楽しめるので、狂言初心者の方も安心です。毎月第二日曜に開催されています。


12月の公演のチケット販売は11月13日(土)正午から。(初日は電話・webのみ)です。

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