オリジナルを探れ!!

こんにちわ。プレーリー@編集部です。
1月14日(土) 横浜赤レンガ倉庫主催の「動きを見つける ダンスワークショップ」に参加してきました。
プレーリーはまったくダンス経験がありません。
でも今回は、ダンスの技術を教わるダンス教室ではなく、「私の独自の動きを発見しよう」というもの。


私の独自の動き…??
…こんな感じかな。

そもそも自分の中で思い描いている自分の姿と、他人から見た自分の姿は違うもの。不安と期待を抱きつつワークショップがスタートしました。


本日の講師は、第4回ソウルダンスコレクション受賞振付家ノ・ギョンエさん
アシスタントは横浜ダンスコレクションR2009、2010受賞振付家長内裕美さん
※長内さんは、ヨコハマ・アートナビ2月号表紙でインタビューにお応えいただいています。


「未経験の方もうまく動こうと思わず、自然な流れに任せてください。なにも考えなくていいですからね」

……なるほど、なにも考えずに動くんだな。
ギョンエさんの一言一言が、場の空気を和らげてくれます。


充分にストレッチをして体をほぐした後、床にねそべり地に吸い付くように転がる動きをしました。
だらんと力を抜いて、自然な流れに沿って動く練習。これはいつも家でやってるから、けっこう得意かも(苦笑)。


自然な流れに沿って床の上をくにゃくにゃしながら転がった後は、ペアを組んで相手の※1ネガティブ・スペースに自分の体をはめ込んでいく練習をしました。
※1ネガティブスペース:ものとものの間にできた空間のこと


相手と動きをそろえる必要もなく、ただひたすらパズルをはめ込んでいくというイメージ。「次はこの人はどんな動きをするだろう」と観察していたら、次第に「この人はどんな人物なんだろう」と、その人自身に興味を持つようになりました。そういえばギョンエさん、一番最初に「普段なにをしているかを含めて自己紹介してください」とおっしゃってましたが、その理由はこういうことだったんですね。


徐々に速く……徐々にパターンを増やして……。


そして最後は、4人1チームとなって、空間を自由に使い、即興でいろんな動きをしてみました。身体が楽になっているので、それぞれ思い思いに「私の動き」を楽しみ、一つの物語を構成していきます。これは思いもよらない自分発見となりました。

チームA

チームB


すべてのプログラムが終わると、集まって一言ずつ感想を。
終わったあとの参加者の皆さんは、達成感あふれる生き生きとした表情をしていらっしゃいました。

今回講師を務めてくださったギョンエさん、アシスタントを担当された長内さん、ご参加された皆さん、楽しい時間をありがとうございました!!


ノ・ギョンエさんと長内裕美さんのダンス公演情報はこちら↓↓


■日時 1/28(土)・29(日)15時(14時30分開場)
    両日共終演後にアフタートーク有。ゲスト/乗越たかお(作家・ヤサぐれ舞踊評論家)、他
■会場 横浜赤レンガ倉庫1号館 3階ホール
■料金 1,500(当日2,000)、学生1,000(当日1,200)
■振付 長内裕美(横浜ダンスコレクション受賞振付家)、ノ・ギョンエ/Ro KyungAe(ソウルダンスコレクション受賞振付家
■出演 長内裕美、チョン・オンジン/Jeong EonJin(韓国)、原田有里子(日本)
■ホームページ http://www.yokohama-dance-collection-r.jp/jp/other_program.php